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台風の季節でも安心!5分でできる排水溝マニュアル(前編)

2025年9月2日

こんにちは、コネクト+です。

台風や集中豪雨のシーズンに備えるなら、まずは排水溝の点検・清掃から始めましょう。

本記事では、初心者でも簡単に取り組める手順を紹介します。

01知らぬ間に溜まる汚れ…排水溝のリスクとは?

台風が近づくとニュースでよく聞く「浸水被害」。その原因の多くが、排水溝の詰まりです。

放置された排水溝には、次のような異物が日々たまり続けています。

  • 落ち葉、泥、砂利
  • コンビニ袋やビニール片などのゴミ
  • タバコの吸い殻
  • 油汚れや苔、ヘドロ

これらが蓄積すると、雨水の排出がスムーズにいかず、

あふれた水が建物の外壁や基礎部分を劣化させるリスクがあります。

さらに、ぬめりや腐敗によって悪臭やコバエ、蚊などの害虫が発生することも。

排水溝は目につきにくい場所だからこそ、日々の小さな点検がトラブル防止の鍵を握ります。

021日5分でOK!排水溝点検のチェックリスト

忙しくても、毎日のルーティンに「5分間だけの外回りチェック」を加えるだけで、

被害を大きく減らせます。

おすすめの時間帯は、出社時や退勤時。以下の3点をサッとチェックしてみてください。

日常点検チェックポイント

  • 水が溜まっていないか?
    → 側溝や排水口の上に水たまりができていたら詰まりの兆候。
  • ゴミが目立たないか?
    → 落ち葉、コンビニ袋、たばこの吸い殻などがあれば即時回収。
  • 蓋がズレていないか?
    → グレーチング(排水溝の蓋)がずれていると、つまずき事故の原因に。

毎日これだけでも、排水溝の機能低下を大幅に防ぐことができます。

03週1回の簡単清掃!時短排水溝マニュアル

点検だけでは不十分な場合は、週に1回、10〜15分の時間を使って清掃をしましょう。

◆ 使用道具リスト:

  • スコップまたはトング
  • バケツ
  • ゴム手袋 or 軍手
  • ホースまたは高圧洗浄機
  • 排水口用の消臭剤(あれば)

◆ 清掃手順:

  1. グレーチング(蓋)を外す
    → 軍手をはめ、マイナスドライバーを使うと簡単に外れます。
  2. 目に見えるゴミを回収
    → トングまたは手で拾ってバケツへ。濡れたゴミは滑りやすいので注意。
  3. 泥やヘドロをスコップで除去
    → 側溝の底には泥が溜まりがち。これが悪臭の原因になります。
  4. 水でしっかり洗い流す
    → ホースの水圧で側溝内部を洗浄。高圧洗浄機があればさらに効果的!
  5. 消臭剤でニオイ対策(任意)
    → 市販の排水口用消臭剤を投入して、ぬめり・臭いの発生を防止。




排水溝のケアは、難しく考える必要はありません。

1日5分のチェック:ゴミ・水たまり・蓋のズレを見るだけ

週1回の清掃:泥出しと水洗いで詰まり防止

これだけで、大雨による浸水リスクや悪臭、害虫の発生を未然に防ぐことができます。

「気づいたときにはもう遅い」トラブルを防ぐために、日常的な小さな習慣を取り入れてみましょう。

次回【後編】では、より広範囲で清掃が必要な「側溝」のお手入れ方法をご紹介します。