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最新情報加湿器の掃除で空気をきれいに!冬前の必須メンテナンス術
こんにちは、コネクト+です。
寒さが本格化してくると欠かせないのが加湿器。
乾燥を防ぐだけでなく、風邪やインフルエンザの予防にも役立ちます。
ところが、加湿器を久しぶりに使おうとしたとき、「水がぬめぬめしている」「変なにおいがする」と
感じたことはありませんか?
実はそのまま使用すると、加湿どころかカビや雑菌を部屋中にまき散らしてしまう危険があります。
忙しい毎日の中でも、冬前に一度きちんと掃除をしておくことが、
家族や職場の健康を守る第一歩なのです。
01加湿器を放置すると何が起こる?
加湿器のタンクやフィルターは、湿度と水分で常に雑菌の温床になりやすい環境です。
特に以下のようなトラブルが起きやすくなります。
- ぬめり汚れや水垢の発生:タンクの底や給水口にヌルヌルが出るのは、バクテリアが繁殖しているサイン。
- 黒カビや白い粉:超音波式加湿器では特に、内部にカビやミネラル成分が付着して空気中に飛散。
- 不快な臭い:フィルターに残った水分が腐敗し、嫌な臭いが部屋に充満。
こうした状態で使用すれば、乾燥予防どころか逆に咳やアレルギー、
体調不良を引き起こすリスクが高まります。
掃除の基本は「分解・洗浄・乾燥」
加湿器掃除の基本は、タンク・トレー・フィルターを外してしっかり洗うことです。
手順を詳しく見ていきましょう。
02タンクの掃除
- 水をすべて捨て、内部を水で軽くすすぎます。
- 500mlの水に小さじ1杯(約5g)のクエン酸を溶かした「クエン酸水」をタンクに入れて、30分ほど放置。
- その後、スポンジでこすり洗いし、流水でしっかりすすぎます。
→ 効果:水垢(カルシウムやマグネシウムの白い汚れ)が一度で落ち、タンクがピカピカになります。
03トレーや受け皿の掃除
- トレーや給水部分は雑菌が特に繁殖しやすい場所。
- クエン酸水に浸け置きするか、スプレーして布で拭き取ります。
- ぬめりが強い場合は中性洗剤で洗い、よくすすぎましょう。
→ 効果:ぬめりがスッキリ取り除かれ、嫌な臭いの原因も消えます。
04フィルターの掃除
- フィルターを取り外し、水道水で軽くすすぎます。
- 水垢やカビが気になる場合は、クエン酸水に1〜2時間浸け置きしてから流水ですすぎましょう。
- 乾燥は必ず陰干しで、完全に乾かしてから再装着。
→ 効果:1回の掃除で吸水力と加湿力が復活し、効率が一気に向上します。
05外装の拭き掃除
- 本体外側は中性洗剤を薄めた布で拭き、乾いた布で仕上げます。
- ボタン部分や吹出口も忘れずに。
→ 効果:見た目も清潔に保たれ、ホコリの舞い散りを防げます。
061回で効果が出る「重曹&クエン酸コンボ」
特に汚れがひどい場合は、重曹とクエン酸を組み合わせた掃除がおすすめです。
- ぬめり汚れには重曹水(500mlの水に小さじ1杯の重曹)をスプレーし、布で拭く。
- 水垢にはクエン酸水を使う。
- 最後に水ですすぎ、乾燥させる。
この方法でぬめり+水垢の両方を1回で解消できます。
07掃除後の維持方法
せっかく掃除しても、その後の使い方次第でまた汚れは溜まります。次の工夫を取り入れましょう。
- 毎日:使用後はタンクの水を必ず捨て、軽くすすいで乾かす。
- 週1回:タンクとトレーをクエン酸で掃除。
- 月1回:フィルターをクエン酸浸け置き。
このルーティンで、雑菌やカビを防ぎつつ快適な加湿が続きます。
加湿器は冬の必需品ですが、掃除を怠ると健康リスクを抱える存在にもなります。
冬前に一度しっかり掃除をしておけば、空気もきれいになり、
電気代の節約や加湿効率のアップにも直結します。
特に「1回で効果が出る」クエン酸掃除は、初心者でもすぐに実践でき、
確かな効果を実感できる方法です。清潔な加湿器で、安心して冬を迎えましょう。