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最新情報年末の排水口チェック!悪臭ゼロで新年を迎えるキッチン・洗面台・浴室の3カ所を15分で完了
こんにちは、コネクト+です。
大掃除と聞くと窓や床、キッチンの油汚れに目が行きがちですが、
実は「排水口」が最も“悪臭の元”になりやすい場所。
水を流してもニオイが上がってくるようなら、それは汚れが溜まっているサインです。
年末のこの時期にしっかりチェックしておくことで、
新年を迎えたときに「なんだか臭う…」という不快感を防げます。
今回は、15分でできる排水口3カ所(キッチン・洗面台・浴室)の簡単掃除法を紹介します。
特別な道具は不要。家にある洗剤で、誰でも今日から実践できます。
01キッチン排水口:油と食べカスを一気に分解(約7分)
■ 用意するもの
- 重曹:大さじ3
- クエン酸:大さじ1(またはお酢50ml)
- お湯:カップ1(約200ml)
- ゴム手袋・古歯ブラシ
■ 手順
- 排水トラップを外す
シンクの金属フタとカゴを取り外し、ゴミを軽く捨てます。
ぬるぬるしている部分は、中性洗剤+スポンジで軽くこすり洗い。 - 重曹をたっぷりふりかける
カゴや排水口の内部に重曹をまんべんなく振りかけます。
重曹は油汚れとニオイを吸着する効果があります。 - クエン酸(またはお酢)を注ぐ
重曹にクエン酸をかけると発泡反応が起こります。
この泡が汚れを浮かせ、奥のぬめりを分解してくれます。 - 5分放置してからお湯を流す
反応が落ち着いたら、約60℃のお湯をゆっくり注ぎます。
排水口の奥まで泡と汚れが流れ、スッキリ清潔になります。 - 仕上げにブラシで縁をこする
排水口のフチやパッキン部分に残った汚れは、古歯ブラシで軽く磨きましょう。
最後に水を流して完了。
POINT:
換気扇を回しながら行うと、酸のニオイがこもりません。
重曹+クエン酸の組み合わせは自然素材なので、安全で強力です。
02洗面台排水口:髪の毛・石けんカスを一掃(約5分)
■ 用意するもの
- パイプクリーナー or 重曹+お酢
- 綿棒 or 細ブラシ
- ティッシュ・ゴム手袋
■ 手順
- ゴミキャッチャーを取り外してゴミを除去
髪の毛や糸くずはティッシュでつまみ取ります。
直接触るのが苦手な場合は、割り箸を使うのもおすすめです。 - 重曹とお酢で泡洗浄(または市販のパイプクリーナー)
排水口に重曹大さじ2、お酢大さじ1を入れて3分放置。
泡が上がってくる間に、蛇口や洗面ボウルの水垢を拭くと効率的です。 - お湯を流して完了
60℃前後のお湯を流すと、泡が汚れとともに排水口の奥まで流れます。 - 仕上げに綿棒でフチの黒ずみを掃除
金属部分と陶器の境目にある黒ずみは、綿棒+アルコールで軽くこすると落ちます。
POINT:
洗面台の悪臭は、ほとんどが「石けんカス+髪の毛」が腐敗して発生します。
週1でこの掃除を行うだけで、嫌なニオイはほぼゼロになります。
03浴室排水口:カビ・皮脂汚れをまとめて除去(約3分)
■ 用意するもの
- 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)大さじ1
- お湯:200ml(約40〜50℃)
- ゴム手袋・古歯ブラシ
■ 手順
- 排水口カバーを外す
髪の毛が溜まりやすいので、まずティッシュで取り除きます。
ここをそのままにしておくと、カビ・ぬめり・ニオイの温床になります。 - 漂白剤をお湯で溶かして注ぐ
小さめの容器で酸素系漂白剤を溶かし、排水口に注ぎ入れます。
発泡パワーでぬめり・菌をまとめて分解します。 - 3分放置してからシャワーで流す
泡が静まったら、40℃ほどのシャワーで一気に流します。
見た目もスッキリ、ニオイも消えます。
POINT:
浴室の排水口はカビ菌が繁殖しやすいため、月2回の漂白剤ケアがおすすめです。
年末のタイミングでやっておくと、年明けもカビ臭ゼロで快適です。
04【+α】15分で終わらせるための時間配分
| 掃除場所 | 手順内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| キッチン | 重曹+クエン酸泡洗浄 | 約7分 |
| 洗面台 | 重曹+お酢 or パイプクリーナー | 約5分 |
| 浴室 | 酸素系漂白剤+お湯洗浄 | 約3分 |
合計15分で、家中の排水口が清潔に。
作業の合間に泡の放置時間を有効活用すれば、“ながら掃除”で効率的に完了します。
051回で効果が出る「悪臭ゼロチェック」リスト
掃除後は、以下のチェック項目を確認してみてください。
✓ 水を流したときに泡立ちや逆流がない
✓ 排水口周りのヌメリが取れている
✓ ニオイが上がってこない
✓ カバーやゴミ受けがぴかぴか
これらがすべてOKなら、年内の排水口メンテは完了!
悪臭・詰まりの予防効果が1か月以上持続します。
06維持のコツ:日常のひと手間で「詰まり知らず」に
排水口は、掃除を“たまに”するよりも“ちょっとずつ”やるほうが断然ラクです。
日常的に以下の習慣を取り入れてみましょう。
- キッチン → 夜の皿洗い後に重曹小さじ1をふるだけ
- 洗面台 → 朝の歯磨き後にお湯を5秒流す
- 浴室 → 入浴後に髪の毛をティッシュで取る
これだけで、排水口のぬめり・ニオイはほぼ発生しません。
1日10秒のケアが、年末掃除を劇的にラクにしてくれます。
排水口は、目立たないけれど“ニオイ・衛生・快適さ”を左右する場所。
たった15分で家中の3カ所を整えるだけで、
水まわり全体がスッキリして空気まで変わります。
ポイントは以下の3つです。
- 重曹+クエン酸(またはお酢)で自然洗浄
- 放置時間をうまく活用して時短
- 翌月まで清潔を維持できる“1回で効果が出る”掃除法
大掃除の一環として年末に行えば、
「水回りが臭わない家」で新しい年を気持ちよく迎えられます。