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最新情報洗剤の基礎知識!知っておきたい種類と効能
こんにちは、コネクト+です。
今週はお掃除の座学会です。
知っておきたい洗剤の種類についてお伝えいたします。
01知っておきたい!洗剤の5種類
洗剤の種類は大きく分けて5つ
①中性洗剤
食器洗い用の洗剤がこの中性洗剤です。
界面活性剤が配合されており、
「水になじみやすい」と「油となじみやすい」の
両方の性質を持っており、
水と油という相反する物質を混ぜ合わせることができ、
汚れを落とすという効果を持っています。
また、アルカリ性でも酸性でもないため、
水洗いできる場所であればどんな場所でも使える
という特徴があります。
②アルカリ性洗剤
皮脂汚れや染みついたシミなどの油汚れには、
こちらのアルカリ性の洗剤がおすすめです。
酸性の汚れに対して、有効なのがアルカリ性。
アルカリ性洗剤を使い、中和しながら汚れを落とします
使用できない素材としては、
木・アルミ・漆器・畳などには使わないようにしましょう。
シミや変色のおそれがあるためです。
ドアノブなど手あかがべたべたとつきそうな場所は、
こちらのアルカリ性洗剤を使ってみてください。
使用できる場所かどうか確認してから
使うようにしましょう。
③酸性洗剤
水垢や尿石などの汚れには、
こちらの酸性洗剤がおすすめです。
アルカリ性の汚れに対して有効なのが酸性。
アルカリ性の汚れを中和して落とすことができます。
トイレの頑固な汚れや黄ばみ落としには、
酸性洗剤を使うようにしてください。
注意事項としては、
塩素系の洗剤と一緒に使わないようにしてください。
有毒ガスが発生するため大変危険です。
また、大理石・セメント・鉄などの素材には
しようしないようにしましょう。
傷んでしまう恐れがあるためです。
④塩素系漂白剤
次亜塩素酸ナトリウムが主成分の洗剤です。
次亜塩素酸は、医療現場としては除菌成分として
活用されているものです。
ウイルス等の除菌効果だけでなく、ダニのフン・死がいや
花粉、カビ菌、悪臭の原因物質に作用する効果があります。
それ以外にも消臭漂白する効果もあります。
非常にアルカリ性が高い製品であり、
皮膚を傷めたり、目に入った場合は失明のおそれがあるため、
注意して使用するようにしてください。
酸性洗剤と混ぜ合わせると有毒ガスが発生するため
大変危険ですので、併用しないよう注意してください。
⑤酸素系漂白剤
過酸化水素や過炭酸ナトリウムが主成分の洗剤です。
服の繊維を傷めにくく、食べこぼしや黄ばみなどの
汚れを落とせる効果があります。
塩素系漂白剤と比べてみると、効果はマイルドで、
漂白剤には使用できない柄物の服の汚れを落とす
のに最適な洗剤です。
使えない素材としては、水洗いできないもの、
水や洗濯用せっけんで色が出るもの、
含金属染料で染めた衣類、ステンレス以外の金属製容器、
ボタン、バックル、漆器などです。
使用する際には、使える素材がどうかを確認して
使用するようにしてください。
02洗剤別使用できない主な素材一覧
中性洗剤 | アルカリ性洗剤 | 酸性洗剤 | 塩素系漂白剤 | 酸素系漂白剤 |
・水洗い不可 ・頑固な汚れ | ・水洗い不可 (水分がしみこむ素材) ・家具 ・木 ・畳 ・障子 ・柔らかい素材の床 ・塗装 ・アルミ素材 | ・水洗い不可 ・石材 ・コンクリート ・鉄 ・塩素系漂白剤 | ・水洗い不可 ・綿、麻、 ポリエステル、 アクリル以外の 繊維 すべて ・酸性洗剤 | ・水洗い不可 ・含金属染料で 染めた衣類 ・ステンレス以外の 金属製容器 ・ボタン ・バックル ・漆器 |
以上です!
皆さんの参考になれば幸いです。
良いお掃除ライフを!