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来客前に差がつく!会議室・給湯室・トイレの印象アップ清掃術

2025年12月8日

こんにちは、コネクト+です。

12月は来客や取引先訪問が増える時期。
受付や応接室をきれいにしても、
その“途中の動線”で汚れが目立つと、全体の印象が下がってしまいます。

たとえば、

  • 会議室の机にうっすらホコリが…
  • 給湯室のシンクに水アカが…
  • トイレの床が少し濡れている…

これらは「誰も気づかないレベル」と思っていても、
お客様の目にはしっかり映ります。

忙しい時期だからこそ、“動線上の5分清掃”で印象アップを狙いましょう。

今回は、清掃初心者でもすぐできる「会議室・給湯室・トイレ」の短時間清掃術をご紹介します。

01会議室編:たった5分で“できる会社”に見える整理法

【準備するもの】

  • 乾いたマイクロファイバークロス
  • アルコールスプレー
  • 粘着クリーナー(コロコロ)
  • 掃除機 or クイックルワイパー

【1回で効果が出る!机・椅子リセット掃除】

手順(5分で完了)

  1. 机の上を完全に空にする(1分)
     資料・ペン・名札など、机の上の物を一度すべて片づけます。
     → “空の状態”を作るだけで一気に清潔感UP。
  2. アルコールクロスで机・椅子を拭く(2分)
     手が触れやすい場所は指紋や皮脂が残りやすいため、
     アルコールを吹きかけてから円を描くように拭きます。
  3. 床・椅子下のホコリを取る(2分)
     椅子を引き出してコロコロやワイパーでホコリを回収。
     床の隅にたまる紙くずや髪の毛も忘れずに。

👉 ポイント: 机の“天板のツヤ”と床の“ホコリゼロ”だけで、
来客の印象が大きく変わります。
照明を少し落とすとさらに清潔感が強調されます。


【ながら掃除アイデア】

  • 会議が終わったら「退出前の30秒」で机を拭く
  • 会議開始5分前に、コロコロで椅子下をチェック

毎回少しずつやるだけで、次の利用時もきれいな状態を保てます。

02給湯室編:水アカ・臭いを残さない“時短ケア法”

給湯室は来客用のコーヒーやお茶を準備する場。
実は、来客が立ち寄ることも多い“隠れ印象ゾーン”です。
特に水まわりの清潔感=会社全体の衛生意識を表します。


【準備するもの】

  • クエン酸スプレー(またはお酢+水を1:1で混ぜたもの)
  • スポンジ
  • マイクロファイバークロス
  • 重曹(臭い取り用)

【5分で終わるシンク掃除】

手順:

  1. シンク全体にクエン酸スプレーを吹きかけ(1分)
     蛇口や排水口周りにもまんべんなく。
     → 水アカを浮かせて落としやすくします。
  2. スポンジでこすり、ぬるま湯で流す(2分)
     クエン酸で柔らかくなった汚れは力を入れなくてもOK。
  3. クロスで拭き上げてツヤ出し(2分)
     仕上げに乾いたクロスで水滴を拭き取ると、
     “ピカッと輝くシンク”に。
  4. 排水口には重曹を小さじ1ふりかける(+1分)
     臭いの発生を予防し、翌朝も快適。

【ながら掃除アイデア】

  • ポットにお湯を沸かしている間に、蛇口まわりを拭く
  • コーヒーを入れた後、カップを洗うついでにスポンジで排水口をひとこすり

1分の積み重ねが“水まわり臭ゼロ”を保ちます。

03トイレ編:清潔感が企業の信用を左右する

トイレは来客・社員の双方が使う場所。
「トイレがきれいな会社は信頼できる」という印象を持つ人は多く、
ここを整えることがオフィス全体の印象アップにつながります。


【準備するもの】

  • トイレ用中性洗剤
  • 使い捨て手袋
  • 除菌スプレー or 除菌シート
  • ブラシ
  • モップまたはペーパータオル

【5〜7分で完了!“印象トイレ”掃除法】

  1. 便座・便器の表面を除菌(2分)
     除菌シートで便座・フタ・ノズル周辺を拭き取ります。
     お客様が座る部分は“ツヤ”を意識。
  2. 便器内を洗剤+ブラシでこする(2分)
     縁の裏をしっかりこすると、黄ばみ防止に。
  3. 床とドアノブをアルコール拭き(2分)
     特にドアノブは触れる回数が多いため重点的に除菌。
  4. トイレットペーパーの残量を確認(1分)
     見た目も整うよう、ペーパーの端を三角に折っておくと好印象。

わずか5分でも、「清潔にしている会社」という印象を確実に残せます。


【ながら掃除アイデア】

  • 使用後、シート1枚で便座を拭く習慣を
  • トイレマットやタオルは週1で交換
  • 芳香剤の入れ替えは月1でも効果絶大

トイレの香りや照明の明るさも、
「衛生的な職場」という印象を大きく左右します。

04来客動線全体を“5分サイクル”で整えるコツ

来客が通るルート(受付 → 会議室 → 給湯室 → トイレ)は、
5分単位で整えるサイクル掃除を意識すると、無理なく続けられます。

時間帯やること所要時間
朝(出社直後)受付とマットのホコリチェック5分
午前会議室の机・椅子の拭き掃除5分
昼休み前給湯室シンク・蛇口まわりの拭き掃除5分
午後トイレの便座・床チェック5分

1日合計20分程度でも、清潔感が安定します。
特に来客予定のある日は、午前中のうちに軽く整えるのがポイント。

05清掃当番の「チェックリスト」で見落とし防止!

定期的に行うべき項目をリスト化しておくと、
清掃の質を安定させられます。
以下は週1で確認しておくと良いポイントです。

☐入口・マット・ドアノブに汚れなし
☐会議室の机・椅子が整っている
☐ 給湯室のシンク・ポットの水アカなし
☐ トイレの床・壁に水滴なし
☐ 消臭・芳香剤が機能している

→ これを印刷して壁に貼るだけで、清掃当番の意識が統一されます。




来客対応の印象は、受付だけでなく、
会議室・給湯室・トイレといった“動線全体”で決まります。

どんなに忙しくても、1カ所5分の掃除を積み重ねることで、
「きちんとした会社」という信頼を自然に生み出せます。

さらに、1回で効果が出る除菌・ツヤ出し・臭い防止の3点を意識すれば、
年末の大掃除を待たずとも、毎日が清潔に保てます。

清掃は“時間をかけること”よりも、
“頻度と意識”で差が出る時代。
今日からできる時短掃除で、
来客にも社員にも気持ちのいいオフィスをつくりましょう。