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布団を清潔にして冬越し!寝室のほこり&ダニ対策をしよう!

2025年12月9日

こんにちは、コネクト+です。

寒くなると布団から出たくない季節。
でもその布団、本当に清潔ですか?

冬の寝室は、静電気と乾燥の影響でホコリが舞いやすく、ダニやアレルゲンが溜まりやすい環境になります。
特に、暖房の風で空気が乾くと、繊維の摩擦による静電気が発生し、ホコリを引き寄せて離さなくなるのです。

「毎日布団を干してるから大丈夫」と思っていても、実は布団の中やマットレスの下にはダニの死骸や皮脂汚れが蓄積していることも。

放置すると、

  • 朝起きると鼻がムズムズする
  • なんとなく喉がイガイガする
  • くしゃみや咳が増える

といった軽いアレルギー症状の原因になることもあります。

でも安心してください。
1回10分の「時短ルーティン」を週1回取り入れるだけで、寝室の空気が驚くほど変わります。

01なぜ冬は「ホコリ」と「ダニ」が増えるのか?

冬は「寒くて布団を干せない」「窓を開けない」という生活習慣が続くため、湿気とホコリが寝具や床下にこもりやすくなります。
また、暖房で室温が20℃前後に保たれるため、ダニにとっては**“快適な繁殖温度”**。

さらに、寝室は家の中で最も繊維製品(カーテン、布団、枕、カーペット)が多い空間。
この繊維が摩擦を起こすと静電気を帯び、空気中のホコリを吸い寄せてしまいます。

つまり冬の寝室は、
「ホコリが付きやすく、ダニが生き残りやすい環境」なんです。

021回で効果が出る!寝室掃除の正しい順番

寝室を効率よく掃除するには、「上から下へ」+「乾→湿→乾」の流れを守るのがポイントです。
以下の手順を5〜10分で行えば、空気が一気にリフレッシュします。

① カーテンと照明を乾いたタオルでサッと拭く(2分)

まずは、静電気でホコリがつきやすいカーテン・照明の上部から。
乾いたマイクロファイバータオルを軽く手に巻き、ホコリをなでるように拭き取ります。

👉 ここで濡れた布を使うと、ホコリがまとわりついて逆効果。
最初は必ず“乾拭き”で行いましょう。

② 布団をたたいてホコリを浮かせる(2分)

布団を叩くときは、「表面を強く叩く」よりも「軽く押すように空気を抜く」ことがコツ。
強く叩くと、逆にダニの死骸やホコリを空気中に舞い上げてしまうため注意です。

布団の表裏を軽く叩いてホコリを浮かせたら、そのまま掃除機がけの準備に入ります。

③ 掃除機を「布団→床」の順でかける(5分)

ここで使うのは通常の掃除機でOK。
布団専用ノズルや、ハンディタイプのミニヘッドがあれば理想的です。

【布団の掃除機がけのポイント】

  • ノズルをゆっくり動かす(1秒に10cmほど)
  • 一方向だけでなく、縦→横の順で交差させる
  • 1㎡あたり20秒ほどかける

これを布団全体に行えば、ダニの死骸・ホコリ・皮脂汚れが9割除去できます。

布団を終えたら、最後に床やベッド下を掃除機がけ。
舞い上がったホコリを吸い取り、寝室の空気をクリーンに保ちます。

03忙しい人におすすめ!「ながら掃除」ルーティン3選

「寝室まで掃除する余裕なんてない!」という人のために、ながらでできる超時短テクをご紹介します。

① 朝の布団を整えるついでに“コロコロ”

起きたら布団を整える前に、粘着クリーナー(コロコロ)を数回転がすだけ
髪の毛や小さなホコリが取れて、寝具の清潔度が格段にアップします。

5秒で終わるのに、驚くほど違いを感じられます。

② 枕カバーは「週2回」交換するだけでダニ激減

ダニは人の皮脂や汗を好むため、枕周りは特に注意。
週に2回洗濯するだけで、ダニの生息数が半減すると言われています。

忙しい人は、替えの枕カバーを2〜3枚用意しておくと、交換が負担になりません。

③ 寝る前の1分“ハンディワイパー習慣”

寝る直前に、ベッドサイドテーブルや床の隅をハンディワイパーでひと拭き
ホコリは1日で0.3g(ティースプーン1杯分)も積もるので、1分の習慣で清潔が保てます。

04ダニ対策に効果的な“布団メンテ法”

ダニは湿気と人の皮脂をエサに繁殖します。
「洗えない布団」を清潔に保つには、以下の3ステップが有効です。

① 週1回は「布団乾燥機」または「天日干し」

布団乾燥機は45〜50℃の熱でダニを死滅させられる優れもの。
冬の晴れ間に外干しできない日は、寝る前に30分乾燥モードをON

その後、掃除機をかければ、死骸やフンを取り除いてアレルゲンゼロに近づきます。

② シーツ・敷きパッドは「熱めの湯」で洗濯

60℃以上の熱湯で洗うと、ダニや卵が死滅します。
ただし一般の洗濯機では温度が足りないため、40℃のぬるま湯+酸素系漂白剤で代用可能。

乾燥機でしっかり乾かせば、冬のふかふか寝具をキープできます。

③ 防ダニシートやスプレーを“層ごと”に使う

防ダニ製品は、布団の上から1枚敷くだけでは効果が半減します。
おすすめは、

  • マットレスの下
  • 敷きパッドとシーツの間
  • 枕の中芯とカバーの間

この3カ所に挟むように設置すること。
“ダニの通り道”を断つイメージで使うと、繁殖を防げます。

05時短ポイント:5分でできる「週1ルーティン」

タイミング掃除内容所要時間
月曜朝カーテン・照明のホコリ取り約3分
水曜夜枕・シーツ交換+コロコロ約5分
土曜午前布団乾燥機+掃除機がけ約10分(放置含む)

合計しても週に20分以下
このルーティンを続けるだけで、ダニ・ホコリの蓄積をほぼ防げます。

06初心者がやりがちな「NG掃除法」

  1. 布団を強く叩く
     → ホコリを空気中に舞い上げるだけ。軽く押すように空気を抜きましょう。
  2. 柔軟剤入り洗剤で寝具を洗う
     → 柔軟剤成分がダニのエサになることも。無香料・中性洗剤が◎。
  3. 掃除機を一気に動かす
     → 吸引力が半減します。ゆっくり丁寧に“面”で吸うのがコツです。



冬の寝室は、暖かく快適であるほどホコリとダニが溜まりやすい空間です。
でも、正しい順番と少しの習慣で、簡単に快適さを保つことができます。

  • 布団たたき→掃除機→拭き掃除の順で効率アップ
  • 週1回の乾燥+シーツ交換でダニを撃退
  • 朝5分・夜1分のながら掃除で清潔をキープ

「1回で空気が変わる」爽快感を味わえば、掃除が苦ではなくなります。
この冬は、“がんばらない寝室ケア”で、家族みんなが安心して眠れる空間をつくりましょう。