コネクトプラス

こんにちは、コネクト＋です。

年末が近づくと、ついキッチンやお風呂など「目に見える場所の掃除」に目が向きがちですが、
意外と忘れられやすいのが床下収納。

食品や日用品を詰め込みすぎて、いざ年末になると
「奥に何があるかわからない」「湿気で底がベタベタ…」と、慌てる方も少なくありません。

でも実は、床下収納こそ“分割掃除”が最も効果的な場所なんです。
1日5〜10分でも少しずつ進めれば、まとめて掃除する手間を大幅に減らせます。

今回は、掃除のプロの視点も交えながら、
忙しい方でも無理なく実践できる「床下収納の簡単お手入れステップ」をご紹介します。

01プロが実践する“エリア分け計画”でムリなく進める

プロのハウスクリーニングでは、
1か所を一度に完璧に仕上げようとせず、エリアごとに分けて効率的に掃除を進めます。

床下収納も同じ考え方が有効です。

たとえば、

• 食品スペース（缶詰・保存食・調味料など）
• 日用品スペース（洗剤・掃除用品など）
• 雑貨・防災用品スペース

といった具合に、“目的別ゾーン”を分けて整理してみましょう。

1週間に1エリアずつ取り組むだけでも、
1か月後には驚くほどスッキリ。
しかも、まとめて作業しないので腰にも時間にも優しいのがポイントです。

ゆっくり作業して、どんどんきれいにしていけるのが良いですね。

02プロも重視する“断捨離力”が掃除効率を変える

掃除のプロが共通して言うのが、
「片付けは“減らす”ことから始まる」。

床下収納に眠る“いつか使うかも”の品は、
ほとんどが使われないまま年を越してしまうもの。

特に次のようなものは、思い切って処分しましょう。

• 賞味期限が切れた食品・調味料
• 使いかけの古い洗剤や芳香剤
• 壊れた保存容器や使わないキッチン雑貨
• 購入したまま放置している防災グッズ

「1年使わなかったものは今後も使わない」と割り切るのがコツ。
これだけで収納スペースが3割以上空くことも珍しくありません。

03掃除スタート前の準備が“効率”を左右する

準備を整えておくと、掃除が驚くほどスムーズになります。
まずは以下のアイテムを揃えましょう。

ゴミ袋：不要品をその場で処分できるように。

• ウェットティッシュまたはアルコールスプレー：ホコリ・油汚れをサッと拭く。
• 小型収納ボックス：カテゴリ別に整理。
• ラベルシール＋マーカー：収納物を一目で識別。
• 除湿剤・防カビシート：掃除後の清潔をキープ。

準備段階でこれらを用意しておけば、
作業中に「あれがない…」と中断せず、短時間で集中できます。

04実践ステップ：短時間で“プロ並み仕上がり”に

ここからは、実際の掃除手順を3ステップで解説します。
1回の作業時間は10〜15分を目安にしましょう。

STEP1：断捨離でスッキリ空間を作る

まずは収納内のものをすべて取り出し、
「使う」「迷う」「捨てる」に分けます。

迷ったものは一時的に“保留ボックス”を作り、
1週間後に再確認して判断すればOK。

物を減らすことで、掃除の面積も減り、
その後の拭き掃除がぐっとラクになります。

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STEP2：拭き掃除で清潔リセット

床下収納の底や壁面はホコリ・結露汚れがたまりやすい場所。

ウェットティッシュやマイクロファイバークロスを使い、
角・溝・ゴムパッキン周辺を丁寧に拭きましょう。

頑固な汚れには、
水200mlに対し重曹小さじ1を溶かした「重曹水スプレー」が効果的。
除菌しながらニオイも防ぎます。

拭き終わった後は、10分ほどフタを開けたまま乾燥させるのがポイントです。

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STEP3：収納アイテムをカテゴリーごとに整理

掃除が終わったら、
使用頻度に合わせて収納を再配置します。

• 毎週使うもの → 手前の取りやすい位置
• 季節用品・防災グッズ → 奥の定位置
• 液体類・湿気を吸いやすいもの → 防湿シートの上に配置

ラベルを貼って中身を明確にすると、
「どこに何があるか」一目で分かり、
無駄な重複買いも防げます。

05湿気対策で“カビゼロ収納”をキープ

床下収納の最大の敵は「湿気」。
放置するとカビやサビ、異臭の原因になります。

掃除後は必ず、

• 除湿剤やシリカゲルを設置
• 防湿シートを敷く
• 季節ごとに中を換気（3〜5分程度）

これだけで、湿気トラブルをほぼ防げます。

さらにおすすめは「竹炭」や「新聞紙を敷く」こと。
自然素材で湿気を吸い取り、ニオイ対策にもなります。

06“ながら掃除”でストレスゼロ

「床下収納の掃除」と聞くと、時間がかかりそうな印象がありますが、
実際は“ながら掃除”で十分です。

• 買い物帰りにストック品を入れる前に1段だけ拭く
• 週末に食品チェックついでに除湿剤を交換
• 年に1回、防災グッズの点検と同時に整理

これらを意識するだけで、
「掃除のための時間」を取らなくても、常にきれいを維持できます。

07一度で効果を実感！“スッキリ見える化”テク

掃除モチベーションを保つコツは、成果を“見える化”することです。

掃除前と後で写真を撮って比べると、
「これだけキレイになった！」という達成感が生まれ、
次の掃除にも前向きに取り組めます。

また、整理後の床下収納にライナーシート（透明マット）を敷いておくと、
汚れてもすぐ拭けて、見た目も清潔感アップ。
“美しく保つ仕掛け”を最初に作るのも、プロの発想です。

床下収納は、普段見えない場所だからこそ、
「気づいたときには手がつけられないほど乱れていた…」ということが多い場所です。

ですが、今日からでもよいので、1日10分の分割掃除を取り入れるだけで、
年末の大掃除を驚くほどラクにできます。

• エリアごとに分けて少しずつ
• 不要なものをためない断捨離習慣
• 湿気・カビを防ぐ工夫
• 掃除前後を“見える化”でモチベーション維持

清潔で整理された床下収納は、
暮らし全体の効率と安心感を底上げしてくれます。

忙しい日々の中でも、週にわずか5〜10分の積み重ねで、
“スッキリした年末”と“気持ちのいい新年”を迎えましょう。